夏の参院選を巡り、混迷した社大党の候補者擁立は、現職の糸数慶子氏(71)が辞退することで幕引きとなった。今後は、高良鉄美氏(64)の勝利に向けた「オール沖縄」勢力の態勢づくりに焦点が移るが、糸数氏の支持者の間には、社大党の手続きへの不満もくすぶる。