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階級章を付けずに警備 沖縄・名護の機動隊員 元警官「なぜ堂々と公務しない?」

2019年1月13日 09:23

 元警察官で警察ジャーナリストの仙波敏郎さん(68)が12日、辺野古新基地建設用の土砂を搬出する沖縄県名護市安和の琉球セメント桟橋前を訪れた。抗議の市民を規制する機動隊員が内規に反して階級章を胸に着けていないと指摘、「なぜ堂々と公務を執行しないのか」と疑問を投げ掛けた。

安和桟橋を訪れた仙波敏郎さん(右)。向き合う機動隊員の胸には階級章がない=12日午後、名護市安和

 機動隊員がサングラスやマスクを着用するのは所属長の許可で可能だとしつつ、「階級章もなく、これでは誰が何をしているのか分からない。所属長が不法行為を許可しているようなものだ」と批判した。「県民の信頼がなければ警察活動は成り立たない」と懸念した。

 仙波さんは愛媛県警の現職警官だった2005年、裏金作りを告発。定年退職後も警察を監視する活動を続けている。今回は11日の講演のため来県した。

 市民側が撮影した機動隊による強制排除の動画などを見て、「非暴力の運動に対して度が過ぎる。特別公務員暴行陵虐罪、傷害罪で受理されるまで何度でも告訴すべきだ」とアドバイスした。

 一方、「現場の機動隊員は敵ではなく、市民を守ることも仕事。敬意を持って接してほしい」と呼び掛けた。

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