15日午前9時ごろ、西表島東部の南風見田の浜に、クジラの子が打ち上げられているのを周辺住民が発見した。連絡を受けた西表自然保護官事務所によると、住民らがクジラを海に戻したが、沈んだり浮き上がったりを繰り返していたという。 

西表島の南風見田の浜に打ち上げられたクジラの子(読者提供)=1月15日撮影

 午前11時ごろ、イルカ&クジラ救援プロジェクトの安田雅弘さんらが石垣島から到着し、状態を確認したところ、サメに襲われた跡があったほか、群れから離れたことで落ち着かない状況にあったという。 

 その後、カヤックやSUPを使って安田さんらが沖までクジラの子を連れて行き、リーフの途中で解放したところで自力で泳ぎだしたという。 

 安田さんによると「送り出した後、周辺の浜も確認したが、戻っている形跡はなかった。クジラはコマッコウクジラの子と思う。西表島の東部にクジラが迷い込むのはこれまでに聞いたことはない。珍しい」と話した。