厚生労働省は16日、2016年にがんと診断された人は99万5千人で過去最多を更新したと発表した。高齢化が主な原因で、当面増加は続くとみている。がん登録推進法に基づき、全てのがん患者を追跡する「全国がん登録」のデータを初めて分析。これまでに比べ短期間に、より正確な実態を把握できるようになり、対策の質向上につながると期待される。

 2016年に診断されたがんの部位別患者数

 データ管理をする国立がん研究センターの若尾文彦がん対策情報センター長は「法律ができて、ようやくスタートラインに立てた。今後生存率なども把握し、研究や対策につなげたい」と述べた。(共同通信)