「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表(27)が、沖縄県名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票に参加しない5市に投票実施を求めハンガーストライキを始めて、17日で3日目を迎えた。水以外を口にしていない元山さんは疲れた様子だったが、「5市が参加するまでやりたい」と改めて強い意思を示した。

ドクターチェックを受ける「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表=17日、宜野湾市役所前

 午後に医師のチェックを受けた元山さんは、しびれや震えなど体の異常はないものの「頭がぼーっとする時がある」と症状を伝えた。医師に「せめておにぎりだけでも」と食事を勧められたが「食事を取るつもりはない」と答えた。医師によると、血圧150台と高めだが全体として問題はないという。

 雨が降る3日目も市民の訪問が絶えなかった。元山さんは「始める前は不安もあったが、ワジワジーしている市民・県民が多く来た。励まされた」と話した。前日までの2日間で請願署名は405件に上った。

 抗議の手段をハンストにした理由を「土地、暮らし、権利を勝ち取るためハンストを行った沖縄の歴史がある」と説明。「県民投票をきっかけに多くの県民が議論し、悩んで、納得のいく一票を入れてほしい。その過程を経れば対立や分断は必ず乗り越えられる」と全県での投票実施を願った。