米軍占領下の沖縄でもがきながら生きる若者たちの姿を描き、直木賞を受賞した真藤順丈さん(41)の小説「宝島」(講談社)が県内で反響を呼んでいる。受賞発表翌日の17日、各書店では売り切れが続出。那覇市内の書店スタッフは「直木賞受賞作といっても、これだけ反響があるのはめったにない。