野村ホールディングス(HD)と米投資ファンドのカーライル・グループが、オリオンビールを買収する方針であることが明らかになった。オリオンが注力する海外戦略に、事業再生のノウハウや海外のネットワークといった外部資本の強みを生かすと見られるが、「地元のビール」としての存在感が薄まる恐れもはらんでいる。

初荷式で社員にあいさつする與那嶺清社長=3日、浦添市のオリオンビール本社
【解説】オリオンビール買収:「地元に貢献」どう維持 試される手腕
目次
- 国や県は戸惑い
有料この記事は有料会員限定です。会員登録すると、続きをお読み頂けます。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
残り1088文字