東京電力福島第1原発事故の避難指示が2016年に一部を除いて解除された福島県南相馬市小高区で20日、若手起業家らの活動拠点として造られた民間施設「小高パイオニアヴィレッジ」がオープンした。同区住民の大半は65歳以上で、若者の帰還促進や雇用創出が課題となっていた。

 若手起業家らの活動拠点としてオープンした民間施設「小高パイオニアヴィレッジ」=20日、福島県南相馬市

 開所式で、施設を運営する一般社団法人「パイオニズム」の和田智行代表(42)は「今は国の復興予算があるが、今後自立するには民間事業者の活力が必要だ。同じ志の仲間が励まし合える場にしたい」と強調した。門馬和夫南相馬市長も「復興に向けた新しい取り組みだ」と期待を寄せた。(共同通信)