2006年3月、岩国市は条例に基づく住民投票で空母艦載機移転に「反対」の意思を明確にした。当時、移転反対を呼び掛けていた吉岡光則さん(72)は「住民投票の結果で国は移転を見直し、断念すると誰もが期待した」と振り返る。だが、政府は市民の民意を「無視」してさまざまな策で米軍再編の施策を貫いた。