大切な人を失った悲しみは、時がたっても癒えることがない。「自分だけが生き残った」という引き裂かれるような思い、わが子を失った無念。妻や夫の死を受け入れられず、もだえ苦しむ日々…。  被災者は3年たった今も、失われたかけがえのない命と向き合っている。