沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、政府は22日までに、新たな護岸の造成に今春までに着手する方針を固めた。沖縄防衛局が大浦湾側でサンゴの移植をする前に護岸の工事を進められるかのシミュレーションを、同日開かれた環境監視等委員会で報告した。護岸が完成した場合、現在土砂を陸揚げしている「K9」護岸のように桟橋として使用し、埋め立て工事を加速する可能性がある。
護岸は大浦湾側の「N4」と「K8」。サンゴを移植する前に汚濁防止枠を設置した工事を実施した場合の水の濁りを調査し、N4は全135メートル、K8は515メートルのうち約半分の250メートルまで整備してもサンゴに影響はないとした。
環境監視等委員会では委員が水流や風の条件を提示したシミュレーションを示すよう求めた。
防衛局は委員会後の会見で「移植できない場合にどうなるかを調べた」と説明。県は埋め立て承認撤回は現在も有効として防衛局のサンゴ移植を不許可としている。防衛局は埋め立てを加速するため、サンゴを移植せずに新たな護岸造成をどこまで進められるかを検討したとみられる。
委員会ではこれまで嘉陽沖で確認されていたジュゴン「個体A」が昨年12月から未確認となっていることについて、防衛局が同時期の工事は水の濁りや水中の騒音や震動を発生させる工事がないため工事の影響は考えにくいとの考えを説明し、委員も「妥当な整理だ」とした。
















































































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