熊本県玉名市の公立玉名中央病院は23日、嘱託医の勤務時間を実態より多く申告して常勤医を装い、診療報酬を不正請求していた問題で記者会見し、不正な受給総額は約4年で最大約9300万円に上る可能性があることを明らかにした。

 診療報酬を不正に受給していた公立玉名中央病院=23日夜、熊本県玉名市

 就業規則では常勤医は週5日勤務だが、検査を担当する嘱託男性医師は週4日だった。中野哲雄総院長は「医師は研修が必要で、残り1日は研修日だ。あくまで常勤と考えていた」と話した。

 一方、嘱託医が休みの日に、他の職員が代わりに勤務時間をシステムに記録していたことについては「他人の勤務を記録するのはあってはならないことで、強く反省している」と述べた。(共同通信)