膵臓がんを切除する前に抗がん剤を投与することによって、今の標準的な治療法よりも患者の生存期間が平均で約10カ月長くなったとの研究結果を東北大のチームが24日までに発表した。

 チームは全国57病院で、手術可能と判断された79歳以下の成人患者約360人を対象に研究を実施。標準的に行われている手術後に抗がん剤治療を受けたグループと、手術前にも抗がん剤治療を受けたグループに分けて治療効果を比較した。

 この結果、手術前に抗がん剤を服用したグループの平均生存期間は約3年で、標準治療よりも約10カ月長かった。(共同通信)