日銀は24日、米中貿易摩擦の長期化などによる海外経済の先行き不確実性の高まりを受け、実質輸出の大幅な落ち込みを事前に察知するための新指標「SCOPE」を開発したと発表した。直近は、輸出の大幅減の可能性は低いものの、警戒は必要という。

 世界全体や日本、米国、中国などの製造業の景況感や半導体の出荷額といった経済指標から、将来の輸出動向の変化を示す傾向がある18の指標を選んだ。

 SCOPEを使って過去の景気悪化時を調べると、2008年のリーマン・ショック直前は、全ての指標が輸出急減のシグナルを発していた。(共同通信)