今年第3週(14~20日)に沖縄県内58カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は3169人で、前週より745人増え流行が拡大していることが24日までに、県感染症情報センターのまとめで分かった。特に那覇市保健所管内で多い。県地域保健課は「例年、流行が始まって4週間は患者数が増加する傾向にある。こまめな手洗いや消毒を心掛け、不要不急の外出を避けるなど予防に努めてほしい」と注意を呼び掛けている。

マスクなどインフルエンザ対策商品が並ぶコーナー=24日午後、ダイコクドラッグ県庁前駅北店(金城健太撮影)

手洗いとうがいの徹底などを呼び掛けている

マスクなどインフルエンザ対策商品が並ぶコーナー=24日午後、ダイコクドラッグ県庁前駅北店(金城健太撮影) 手洗いとうがいの徹底などを呼び掛けている

 1医療機関当たりの患者数は54・64人で、乳児から高齢者まで全ての年齢層で前週より増加した。保健所別では那覇市が90人で最も多く八重山65人、南部54・36人の順。7基幹定点医療機関から報告があった入院患者は44人となり、80歳以上と1~4歳の重症化が目立った。ウイルス型はA型が約86%を占め、B型は約0・3%だった。

 地域保健課は警報基準の30人を超えたとして、16日に県内全域にインフルエンザ流行警報を出している。県教育庁保健体育課によると、24日時点で県内の小中高校の学年閉鎖は4市町4学年、学級閉鎖は5市村7学級。休校はない。同課は警報発令後の17日、県内すべての公立小中学校と特別支援学校へ注意喚起を促す文書を送った。