沖縄市高原でコーヒー店「豆ポレポレ」を営む仲村良行さん(40)が23日、イタリアのリミニで開かれた焙煎(ばいせん)技術を競うコーヒーの世界大会「ワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ2018」に日本代表で出場し、2位に輝いた。
仲村さんは2017年に開かれた全国大会で優勝。沖縄県内から初の日本代表に選ばれた。
世界大会には、各国の代表23人が出場。選手らは、指定された生豆の性質を見極め、どんな風味に仕立てるかそれぞれ事前にプランを提出した上で、焙煎した結果を競った。
仲村さんは「急なルール変更があるなど、とても緊張感がある中で挑んだ。準備期間から本番までとてもいい経験になった。支えてくれた人たちに感謝したい」と喜び、「英語を学んで言葉のハンディをなくし、さらに世界に目を向けていきたい」と次の目標を語った。