首里城公園(沖縄県那覇市)の正殿の裏側にあり、琉球王国の国王や王妃、女官たちが生活し、王族を除いて男子禁制の大奥としての役割があった「御内原(おうちばら)エリア」と、最も高い物見台がある「東のアザナエリア」の開園記念式典が27日、開かれた。プレオープンとして28~31日まで無料で公開される。

手前が世誇殿(よほこりでん)で、奥に正殿。世誇殿は、王の即位の儀をする場所で、通常は王女の居室だった=27日、那覇市・首里

湯屋(ゆや)。瓦石積みで囲まれた浴場で、女官たちが使っていたとみられる=27日、那覇市・首里城

首里城正殿(左奥)の東側にある「東のアザナエリア」の物見台からの展望。城の一番高い場所で、城下一帯を見渡せる=27日、那覇市・首里城(下地広也撮影)

手前が世誇殿(よほこりでん)で、奥に正殿。世誇殿は、王の即位の儀をする場所で、通常は王女の居室だった=27日、那覇市・首里 湯屋(ゆや)。瓦石積みで囲まれた浴場で、女官たちが使っていたとみられる=27日、那覇市・首里城
首里城正殿(左奥)の東側にある「東のアザナエリア」の物見台からの展望。城の一番高い場所で、城下一帯を見渡せる=27日、那覇市・首里城(下地広也撮影)

 式典は県関係者など約200人が出席。県立芸術大の学生による「かぎやで風」で開園を祝った。

 玉城デニー知事は「御内原エリアなどの開園で、年間観光客の誘客達成へ向けて大きな弾みとなることを期待している」とあいさつした(謝花喜一郎副知事代読)。

 「御内原」では国王が死去した際に子の即位の儀式を行う「世誇殿」や女官たちの浴場とされる「湯屋」などが復元されている。

 正式な公開は2月1日からで一般820円。