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嘉手納町議会、パラシュート降下訓練で抗議決議 「例外的措置」撤廃も求める

2019年1月28日 10:48

 【嘉手納】米空軍嘉手納基地で23日に実施されたパラシュート降下訓練で、嘉手納町議会(徳里直樹議長)は28日に臨時議会を開き、嘉手納基地での降下訓練の全面禁止を求める抗議決議案と意見書案を全会一致で可決した。米軍が嘉手納で降下訓練をする根拠としている「例外的措置」の撤廃も求めた。在日米軍司令官や内閣総理大臣らあて。

全会一致で抗議決議案を可決する嘉手納町議会=28日午前10時半ごろ、嘉手納町議会

 抗議決議案は「住民居住地上空を横切る訓練は一歩間違えれば、重大な事故を起こしかねず強い憤りを禁じ得ない」と強調。嘉手納での訓練は「日米合意違反だ」と断言し「今後も嘉手納を例外的な場合に限り使用するとの見解を盾に、訓練が常態化すれば基地の機能強化につながるのは明白だ」と指摘した。

 降下訓練は、日米特別行動委員会(SACO)最終報告で伊江島補助飛行場に集約することで合意されたが、その後の日米合同委で「例外的」に嘉手納でも実施できるという規定が追加された。「例外」の具体的基準は示されていない。

 嘉手納で23日実施した理由について第18航空団は「伊江島での波の高さが船の安全な運用に適さず、また着地区域が別に予定されていた訓練で使用できなかったため、伊江島で訓練できなかった」と説明。沖縄気象台によると、降下訓練があった23日夕は伊江島周辺は降水量はゼロ。風速は1メートル前後だった。

 降下訓練は、米空軍と陸軍の合同で実施されたという。

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