米軍が嘉手納基地内で1987年、ポリ塩化ビフェニール(PCB)の高濃度汚染を把握しながら、日本側に通報していなかったことが18日、分かった。英字紙「ジャパンタイムズ」が元米兵が保管していた内部文書を基に報じた。汚染濃度は5535ppmで、ダイオキシン類換算で環境基準の8~89倍に上る。