政府が名護市辺野古の新基地建設で大浦湾側の新たな護岸の整備に着手した。28日に着手した「N4」につながる「K8」の予定地には移植対象のサンゴが確認されているが、沖縄防衛局は移植をせず護岸の半分まで整備する見通しだ。工事を急ぐ背景には、辺野古側で進める埋め立て工事を既成事実化したい狙いがにじむ。