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杭2万本で地盤補強か 辺野古新基地、工事長期化は必至

2019年1月31日 08:00

 名護市辺野古の新基地建設を巡り、埋め立て予定海域北側の大浦湾の地盤改良で、政府が2万本の砂の杭(くい)を打ち込み、地盤強度を高める工法を検討していることが30日、分かった。複数の関係者が明らかにした。2013年の日米合意では、辺野古の工事を5年と想定していたが、識者は「地盤改良は2~3年では終わらないだろう」と指摘しており、工事の長期化は避けられない状況だ。

辺野古の工事区域と軟弱地盤があるエリア

地盤改良のイメージ

辺野古の工事区域と軟弱地盤があるエリア 地盤改良のイメージ

 軟弱地盤などを理由とした県の埋め立て承認撤回に対する審査請求で、沖縄防衛局が県への反論書として国土交通省に提出しており、工法についても明記しているが、公表していない。防衛省は審査請求中であることを理由に、大浦湾側の地盤の強度を調べる地質調査の結果を明らかにしていない。

 政府が検討しているのは、「サンドコンパクションパイル工法」と呼ばれ、軟弱地盤の中に締め固めた砂杭を大量に打ち込むことで密度を高め、地盤を強化する。

 これまで防衛省は、海を埋め立て滑走路など新基地を建設する費用を「3500億円以上」としてきた。県は軟弱地盤の存在などから工事に13年、予算は約2兆5千億円と試算している。

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