正午前に那覇空港を飛び立ち、台北経由で夕方にはタイ・バンコクに到着。中華航空(チャイナエアライン)のタイ路線は、日中の移動で負担が少ないと人気の路線だ。経済発展が続くバンコクは都市機能が集まるだけでなく、夜市といった昔ながらの風景や、寺院などの伝統文化も残る。郊外にはパタヤなどのリゾート地もあり、複合的な魅力を持つ。同路線でタイを訪れた。(政経部・照屋剛志)

1981年の着工からいまだに建築が続く寺院「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」=タイ・パタヤ

飲食店などのテントがひしめくナイトマーケット「鉄道夜市」=バンコク

エメラルドグリーンの仏塔がインスタ映えすると人気のスポットになったパクナム寺院=バンコク

1981年の着工からいまだに建築が続く寺院「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」=タイ・パタヤ
飲食店などのテントがひしめくナイトマーケット「鉄道夜市」=バンコク
エメラルドグリーンの仏塔がインスタ映えすると人気のスポットになったパクナム寺院=バンコク

 年間の平均気温が29度と温暖な気候も魅力の一つのタイは、中国やマレーシアなどのアジア諸国を中心に国外から3千万人以上の観光客が訪れる。日本からも170万人が訪れ、リピーターは7割にも上る。

 タイ国政府観光庁は「バンコクのような都市機能のほか、夜市や寺院などの文化的な魅力もあり、訪れるたびに新たな楽しみがある。何度も訪れたくなる観光地」と人気の理由を説明する。

 バンコクにはスカイトレイン、地下鉄、エアポートレイルリンクの3本の鉄軌道に加え、チャオプラヤー川の水上バスもあり、交通体系も充実している。タイの歴代国王が暮らしていた宮殿や寺院が建つ王宮、巨大な涅槃(ねはん)仏で有名なワット・ポーなどの寺院といった観光スポットが多い。

 最近では、エメラルドグリーンの仏塔を持つパクナム寺院や、キングパワー・マハナコーンビル最上階にある高さ314メートルのスカイウォークなどが「インスタ映え」すると人気が高まっている。

 夜市では、さまざまな屋台メニューのほか、アクセサリーなどの雑貨も販売。遅くまで営業している大型商業施設もあり、夜の観光メニューも豊富だ。

 バンコクから南東へ160キロ先にあるリゾート地のパタヤ。英語も通じるため、避寒地として滞在する欧米人も多い。タイ料理店などの飲食店やバー、土産品店が並び、観光客でにぎわう。体験教室を提供するムエタイジムや劇場もあり、ビーチリゾート以外の楽しみがあるため、長期滞在する観光客も多いという。