名護市辺野古の新基地建設工事を巡り、政府が軟弱地盤の改良工事に約6万本の砂の杭(くい)を打ち込む工法を検討していることがわかった。  杭打ちは大浦湾の埋め立て予定海域の広範囲にわたる。工期が長期化し、費用も膨れあがるだけでなく、環境に致命的ダメージを与える懸念が拭えない。