2018年10月に米軍横田基地(東京都福生市など)に配備された米空軍の輸送機CV22オスプレイが、米軍嘉手納基地に暫定的に配備されることが4日分かった。嘉手納基地が同日発表した。CV22は特殊作戦で使用されるため、米軍は横田への配備前から沖縄県内で夜間の飛行訓練などを想定していた。

滑走路を走る米空軍CV22オスプレイ。中央に最新鋭ステルス戦闘機F22、奥にF15戦闘機=2018年6月5日、米軍嘉手納基地

 米軍がリリースした文書は「暫定配備」としているが、配備の時期や機体の数などの詳細は書かれておらず、嘉手納町は沖縄防衛局を通じて暫定配備の内容を確認している。嘉手納基地には4日、4機のCV22が飛来したが、暫定配備との関連は不明。

 沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)」はCV22を嘉手納で運用しないよう求めている。嘉手納基地は現在、滑走路2本のうち1本を補修するため残りの滑走路の運用が過密化し戦闘機2機同時の緊急着陸など危険性が高まっており、こうした中でのCV22暫定配備に反発の声が高まるのは必至だ。

 リリース文で第18航空団司令官ケース・カニングハム准将は「嘉手納基地におけるCV22の訓練受け入れは重要である。また、日本国防衛のための責務、そして自由で開かれたインド・太平洋地域の安定と安全を確実にするという共通の責務を果たすため、嘉手納基地は即応要件の維持を通して重要な役割を担っている」とコメントした。