旧暦の「トゥシヌユールー」(年の夜、大みそか)の4日、沖縄県糸満市糸満の公設市場には門松に使う竹や花、鏡餅などが並んだ。漁師町の伝統で、5日の旧正月で新年を祝う買い物客が大勢訪れた。

旧正月の菓子や食材を買う人たち=4日午前、糸満市中央市場(金城健太撮影)

門松にする竹などを買い求める人たち=4日午前、糸満市中央市場(金城健太撮影)

旧正月の菓子や食材を買う人たち=4日午前、糸満市中央市場(金城健太撮影)
門松にする竹などを買い求める人たち=4日午前、糸満市中央市場(金城健太撮影)

 市によると、市場は建て替えのタイミングで、工事の進み具合によっては今の建物で迎える最後の「年末年始」になるという。

 4日午前3時すぎ。売り場に一番乗りしていた年配の女性は「5時半ごろから客が来る。寝ているより話すのが楽しみ」と客を待っていた。

 赤、白、黄の3色の紙「アカカビ」、炭を昆布で巻いた「タントクブ」といった正月飾りが並び、人出の増えた午前9時ごろ。地元の大嵩喜美子さん(84)は「昔は田舎の人が新鮮な魚や上等な肉をたくさん買っていった。新しいマチでも伝統が続くといいね」と笑顔で話した。