ドラム、トランペット、ベース、スクラッチなどいろいろな音を人の口から出して音楽を奏でるヒューマンビートボックス(HBB)。那覇市出身のビートボクサーDUB―OX(ダブオックス)さん(21)は、昨年12月に神奈川県であった全国大会「ジャパン・ビートボックス・チャンピオンシップ2018」で準優勝を果たした。県勢では初の快挙。

ヒューマンビートボクサーのDUB-OXさん

軽快にリズムを刻むDUB-OXさん=1月16日、那覇市牧志・ニュ-ファンクストア-

ヒューマンビートボクサーのDUB-OXさん 軽快にリズムを刻むDUB-OXさん=1月16日、那覇市牧志・ニュ-ファンクストア-

 HBBとの出会いは17歳。動画サイトでたまたま海外のビートボクサーのパフォーマンスを見て衝撃を受けた。自分でもやってみたいと、友だちを誘って何度も動画を見ながら独学で練習を重ねた。

 全国大会に初めて出たのは2016年。海外の審査員が技術の高さを認め、ベスト8まで進んだ。そして昨年大会。決勝の相手は、独学で練習していた頃から互いに励まし合い「いつか決勝のステージに2人で立とう」と約束した、岐阜県出身のビートボクサーだった。彼には敗れてしまったけれど「夢がかなって本当にうれしかった」。

 新しい挑戦もしている。17年、沖縄出身のラッパーらと一緒に曲をリリース。DUB―OXさんが口で奏でる音にリズム良くラップが乗る。珍しい合作に、全国から反響があった。

 「ビートボックスって正解も間違いもないんですよ。人によって出す音が全く違う。そこがおもしろい」と、目を輝かせて魅力を語る。(2月10日付ワラビーで詳報)