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横田配備の空軍オスプレイ、嘉手納を拠点に「定期的に訓練」 米軍が明言

2019年2月9日 09:22

 【嘉手納】米空軍横田基地(東京都福生市など)に配備されている特殊作戦用垂直離着陸輸送機CV22オスプレイについて、嘉手納基地を拠点にする米空軍353特殊作戦群は8日、本紙取材に「第353特殊作戦群の一員として、嘉手納基地で定期的に訓練をする」と明言した。「現在進行中や今後の運用の詳細は説明しない」とし、訓練頻度や内容は明かしていない。

(資料写真)CV22

 米空軍は、横田配備を前にした2015年の環境レビューで「既存の沖縄の訓練場」でも訓練する方針を記したが、具体的な場所は示していなかった。嘉手納基地で定期的に訓練するとの方針を公言したのは初めて。夜間飛行や離着陸、弾薬を使った訓練を行うとみられる。沖縄防衛局は本紙取材に「今後の計画は承知していない」と述べた。

 CV22は4日、昨年10月の横田配備後に初めて嘉手納基地に飛来、次の目的地に向かうため翌日に離陸した。嘉手納町など周辺自治体は一時的飛来でも「容認できない」との立場で、町議会は臨時議会でCV22の飛来に抗議する決議案を審議する方針だ。定期的な訓練が始まるとなれば地元のさらなる反発は必至だ。

 353特殊作戦群は、嘉手納基地でCV22が定期的に訓練することで「よりわれわれの力や戦闘能力を近代化でき、強固な同盟関係になる」と強調。「353特殊作戦群の全ての能力を統合でき、日本の防衛でもより機敏な力を提供できるようになる」と述べた。

 CV22飛来を巡っては第18航空団が「定期的な現地訓練の実施のため嘉手納基地に暫定配備をする」と仮訳を付けた広報文を発表。一方で防衛局は「暫定配備」の仮訳に疑義があるとして米側に照会した結果「訓練のための一時的な飛来と聞いた」と述べている。

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