沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り大浦湾で確認されている軟弱地盤は、水面下90メートル(水深30メートルの海底から地下60メートル)に達している。国内の作業船で深さ90メートルの地盤改良に対応する船はなく、土木の専門家は羽田空港の滑走路増設と比較しても辺野古の工事は難易度が高いと指摘する。