9日午前11時ごろ、名護市内のビジネスホテルの客室で、この部屋に宿泊する中年女性がベッドにあおむけで死んでいるのが見つかった。名護署によると、同じ客室にいた中年の男性が調べに「私が殺した。殺した後に自分の手首を傷つけ死ぬつもりだった」と話しているといい、殺人容疑で逮捕する方針。

(資料写真)パトカー

 同署によると、2人は県外から来たとみられ、8日昼すぎにホテルにチェックイン。チェックアウトの時刻を過ぎてもフロントに来ず、部屋に電話をしても応答がなかったため、不審に思った従業員が部屋を訪れ、発覚した。客室は施錠されていたという。

 男性は手首にけがをし、意識不明の状態で病院に搬送されたが、その後意識が回復した。同署は何らかの方法で男性が殺害したとみて捜査を進め、退院後に逮捕する方針。

 現場は名護市街地の中心に位置し、周辺には飲食店などが立ち並ぶ。ホテルにはカメラなどを持った捜査員が出入りし、部屋の中で引き戸タイプの窓に侵入の痕跡がないか調べていた。

 ホテル関係者の男性は「50年近くやっているが、こんなことは初めて」と話した。プロ野球のキャンプを見に訪れたという観光客の女性2人組は「このホテルに宿泊予定だった。殺人事件が起きて怖い」と困惑していた。