胡弓演奏家で県指定無形文化財「沖縄伝統音楽野村流」保持者、琉球古典音楽野村流保存会師範の又吉真也(またよし・しんや)さんが13日午前、心筋梗塞のため那覇市の自宅で亡くなった。64歳。石川市(現うるま市)出身。自宅は那覇市安謝。告別式は16日午後2時から2時45分、那覇市松山1の9の1の大典寺で。喪主は妻志乃(しの)さん。

又吉真也さん

 高校卒業後、父親の真栄氏の三線製作を手伝い始め、1981年に胡弓を上原鉄男氏に師事。2005年度(第40回)沖縄タイムス芸術選賞大賞を受賞。10年には県三線製作事業協同組合の発足に携わり、初代理事長を務めた。

 18年に県指定無形文化財保持者に認定された。琉球楽器店を営みながら、県内胡弓奏者の第一人者として各種公演の地謡として活躍したほか、後進の育成に力を注いだ。沖縄タイムス伝統芸能選考会胡弓の部選考委員。