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「嫁ニー」が語る沖縄県民投票 「基地問題、考えていくスタートに」

2019年2月16日 05:32

 テレビのバラエティー番組「月曜から夜ふかし」で話題になり、「嫁ニー」の愛称で知られる居酒屋オーナー、平良司さん(35)=那覇市=に県民投票について聞いた。(聞き手=「県民投票」取材班・岡田将平)

自然や海、人をひっくるめて「地元が好き」という平良司さん=12日、那覇市

「嫁ニー」こと平良司さん(35)

 南風原町出身で那覇市に住んでいます。生活の中で基地があるからどうこうということに直面していません。賛成、反対どちらの話を聞いても、「確かにな」と思います。両方とも理不尽なことは言っていないと思います。すごく難しい問題。

 朝、4歳の息子を幼稚園に送って、仕入れなどをして、夜帰るのが12時とか1時。仕事や家庭に考えがいく中、改めて「(基地問題を)どう思う」って考える時間が作れていないのかな、と思います。瞬間、瞬間でニュースを見て、会話をする時はありますけど。県民投票を機に自分たちの問題の一つに入れないとな、という思いがあります。

 オーナーを務める居酒屋で基地の話になることもあまりありません。お客さんは8~9割が観光客。たまに「基地は危険じゃないの?」と心配する人はいます。海ぶどうの直売所を始めたのは、生産者に会いに行って興味がわいたからでした。そう考えると、基地問題とかも自分がそういう場所に行ったり見たりすると何か感じるのかな。

 (沖縄県民で)基地問題について聞いたことがないという人はいないと思う。でも難しすぎて、何から考えればいいのかな、というのがある。歴史から考えないといけないだろうし。僕にとっては考えていくスタートなのかなと思います。

 県民投票は基地問題に特化しているけど、色んなことを考えるきっかけになればいいとも思います。環境問題に意識が行く人もいるだろうし、こんなきれいな海があったんだって気付く人もいるだろうし。

 投票には行きますよ。しっかり考えて行きたいなと思います。

 たいら・つかさ 南風原町出身。2013年、那覇市の国際通りに居酒屋「うちなーだいにんぐ じなんぼう」をオープン。16年には海ブドウ専門の直売所も開く。18年、日本テレビ系のバラエティー番組「月曜から夜ふかし」(県内では沖縄テレビで放送)で妻を愛するキャラクターが話題となり、「嫁ニー」の愛称で知られるようになる。

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