競泳女子の池江璃花子選手(18)が白血病を公表した12日以降、沖縄県内でも骨髄バンクのドナー登録や問い合わせが増えている。那覇市のくもじ献血ルームでは、昨年12月の登録者が4人、1月が9人だったのに対し、2月13日に1日だけで8人、14日にも9人が登録した。沖縄は全国でも登録者が多い地域で、日本骨髄バンクの担当者は「より多くの人に登録の仕組みや内容を理解してもらいたい」と呼び掛けている。

対象人口千人当たりのドナー登録割合/若年層(20代)登録比率

 県内のドナー登録者は昨年12月末現在で2万4380人。移植を待つ患者は9人。これまでに103件の移植例がある。

 ドナー対象となる18~54歳のうち、千人当たりの登録割合は36・25人で全国1位。若年層(20代)の登録比率も28・6%と全国で最も高い。1月の県内全体の新規登録者は306人で、そのうち87%の267人が20歳未満だった。

 登録できるのは男性が体重45キロ以上、女性が40キロ以上の健康な人。

 登録後、ドナー候補になると確認検査などを経て、ドナー本人と家族の最終同意を確認。健康状態を詳しく調べ、問題がなければ骨髄や末梢(まっしょう)血幹細胞を採取する。

 県内では、くもじ献血ルーム、中部保健所、北部保健所が登録窓口となっている。申込書提出と採血で登録できるという。

きょう那覇で登録会

 日本骨髄バンクは16日午前10時~午後4時、プロ野球巨人がキャンプを実施している沖縄セルラースタジアム那覇で献血とドナー登録会を開く。

 広報チームの田中真二主査は「ドナー登録の説明員が常駐している。迷っている人もぜひ足を運んで、理解を深めてほしい」と話した。登録者には先着50人に選手のサインボールが贈られる。