本書は「中世今帰仁にアラン人の遊牧文化がいかに影響したかを解明する書である」という。アラン人とは、ユーラシア大陸を移動した、高度な金工技術を持つ遊牧騎馬民族である。著者は、中世今帰仁の後期勢力を率いた攀安知(ハン・アンチ)ゆかりの出土物や資料に、アラン人ゆかりの性格を帯びた物があることに着目する。

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