沖縄県名護市辺野古の新基地建設の一時停止を米ホワイトハウスに求める署名運動の発起人ロブ・カジワラさんが19日、到着した関西国際空港で入国を一時足止めされていたことが分かった。

ロブ・カジワラさん

 カジワラさんは都内や県内での講演会に出席するため、ハワイから午後6時20分に到着した。しかし入国審査で、午後6時50分ごろから同8時40分まで約110分間足止めされた。

 関係者によるとカジワラさんは別室に通され、入国管理事務所の職員3、4人によって「なぜ辺野古に行くのか」「日本に何をしに来たのか」と繰り返し聞かれたという。

 カジワラさんは「講演会のために来た」などと説明。すると職員たちは「講演会で何を話すのか」「デモをするのか」と問い返したという。カジワラさんは足止めの理由について尋ねたが、職員は答えなかった。

 カジワラさんは「昨年11月の来日時は問題なかった。これまでこういうことはなく、とても驚いた」と話した。

名桜大学は施設利用を認めず

 一方、名桜大学で22日に開催予定だったカジワラさんと学生との交流会で、大学側が施設利用の許可申請を認めなかったことが分かった。

 交流会は、カジワラさんの友人などでつくる「ロバート梶原来沖プロジェクト」が企画。メンバーによると19日に大学側から「県民投票が近いので中立の立場を保ちたい」と申請却下が伝えられたという。

 大学関係者は取材に対し「政治的なイベントということで却下することはない。事実関係を確認してからでないとコメントできない」と話している。