「うちのソバはおいしいよ!」。メニューを持った呼び子の声が、立ち上る湯気のなかに響く-。公設市場(Feira Central)にある28軒のそば屋がしのぎを削る。ブラジル中西部の南マットグロッソ州都カンポグランデ市(人口80万人)の風景だ。 同州は沖縄県と姉妹提携(1986年)を結ぶ。

沖縄そばをカンポグランデで初めて店で出した友寄英芳さん(右から2番目)、妻シゲさん(前列右から3人目)の家族写真。一番左がアメリアさん=1945年ごろ撮影
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[SOBARIA 海を渡った沖縄そば](1) 異国に根付く望郷の味 故友寄さん出店草分け
2014年4月14日 8:00有料
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