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「のぼりが邪魔だ」「取り締まれないの?」 沖縄県民投票の運動、何がOKで何がNGか

2019年2月21日 10:30

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設で埋め立ての賛否を問う24日の県民投票。「投票資格」や「告示日」の設定など選挙と似ているが、選挙運動を細かく規定する公職選挙法が適用されないなど違いも多い。県民投票の運動は制限が少なく、クリーンな投票は県民一人一人のモラルにかかっている。

沖縄県が掲示した県民投票のポスター=1月23日、那覇市久茂地

県民投票と選挙の主な規制

沖縄県が掲示した県民投票のポスター=1月23日、那覇市久茂地 県民投票と選挙の主な規制

SNSで「反対に◯」呼び掛け

 県民投票運動に対する規制は県民投票条例に定められている。第12条は、投票運動は自由とした上で「買収、脅迫などによる県民の自由な意思の制約や不当な干渉」を認めていない。

 一方、公選法で禁止されている戸別訪問や告示前、投票当日の運動は可能だ。ビラやポスターの枚数、のぼり旗は本数の制限もない。

 今回の県民投票を受けてSNS上では反対欄に○を書くように呼び掛ける手法を「法律で取り締まれないの?」と問題視し、投稿が拡散される混乱も見られるが、県民投票条例ではSNSや電子メールでの投票呼び掛けを規制していない。

ポスター掲示や車両の街宣

 逆に、制限されるのは、道路法などの許可を受けていない場所でのポスターやのぼり旗の掲示、道路の使用許可を得ずに拡声器などを装備した車両での街宣などだ。

 県県民投票推進課によると、告示以降「のぼりが邪魔だ」「電柱とかに貼ってあるポスターは撤去させるべきではないのか」といった苦情が、多い日で20件近く寄せられているという。同課は適正な県民投票運動を呼び掛けている。(社会部・山城響、豊島鉄博)

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