夜のネオン街を歩く「流し」として全国を巡り、ふるさとの悲惨な過去を歌い継ぐ演歌歌手がいる。宮古島出身のうえち雄大さん(62)=浦添市。理不尽な悪税「人頭税」に苦しめられた先祖の無念を歌に乗せ、14日からは福岡・博多の繁華街でマイクを握る。