「我がムラぬ、我が家の桜が1番」をキャッチフレーズに名護市東江区(津波一夫区長)で第3回「東江さくらスゥーブ(勝負)」(同実行委員会主催)が開かれた。優勝には樹齢約55年で高さ約6メートル、枝幅5メートル、根元から1メートル上の幹回り約80センチで鮮やかなピンクの花を咲かせた屋部やすこさん(93)宅のカンヒザクラが輝いた。

優勝した屋部やすこさん宅のカンヒザクラ。樹齢は55年という

津波一夫区長(右)から表彰状を受け取る優勝した屋部やすこさんの長男・幹男さん=10日、市東江

優勝した屋部やすこさん宅のカンヒザクラ。樹齢は55年という 津波一夫区長(右)から表彰状を受け取る優勝した屋部やすこさんの長男・幹男さん=10日、市東江

 特別賞は比嘉初子さん(73)が20年前と18年前、孫2人の誕生記念に植えた2本の「姉妹桜」が受賞。最も早く咲いた「いちばん桜」は同区のナーカ一門が管理の桜だった。

 10日、同区公民館であった表彰式で、やすこさんの代理で賞状を受け取った長男・幹男さん(68)は「優勝は光栄。スゥーブは今後も盛り上がってほしい」と笑顔で話した。

 スゥーブは桜の「樹齢」「咲きっぷり」「咲いている期間」などを基準に、1月20日から2月10日の間に同実行委員会が区内のカンヒザクラを3回訪れ審査した。

 審査員の岸本林市文化財保存調査委員長は「過去1、2回は『桜名木』を認定することもあったが今年は昨年の台風の影響で見応えが足りなかったので認定を控えた」と説明した。

 津波区長は「思うように咲かなかったり、早めの落花で葉桜になった中、屋部さんの桜は今日まで持ちこたえていた」と評価した。(玉城学通信員)