【ロンドン共同】英政府は21日、条件面での合意なしに欧州連合(EU)から3月末に離脱した場合、2月に発効した日本とEUの経済連携協定(EPA)からの移行が間に合わないと発表した。日欧EPAによる関税引き下げの恩恵がわずか2カ月でなくなる。

 英BBC放送によると、EUが貿易協定を結んでいる約70の国や地域のうち、英国が同様の協定締結で合意できたのは、現時点でスイスなど1割程度にとどまる。合意なき離脱となれば多くの国との間で急激に物品関税が引き上げられ、経済が混乱する恐れがある。

 日英間では、新たな経済協定を早期に締結する方針で一致していた。(共同通信)