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直木賞「宝島」作者の真藤順丈さん、沖縄県民へエール 「(県民投票の)以前と以後では違う世界が待っている」

2019年2月22日 08:00

 【東京】第160回芥川賞・直木賞(主催・日本文学振興会)の贈呈式が21日、都内のホテルで行われ、沖縄の戦後史を描いた小説「宝島」を書いた真藤順丈さん(41)に直木賞が贈られた。

受賞スピーチをする真藤順丈さん=日、東京都内のホテル

 真藤さんは受賞スピーチで、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票に触れ「賛成か反対のいずれかに明確な声を上げてもらいたい。もし、示された民意と正反対の施策が進められてしまったとしても、(県民投票の)以前と以後では違う世界が待っていると思っている」と述べ、県民にエールを送った。

 今後の創作活動については、米軍基地から物資を奪い「戦果アギヤー」と呼ばれた若者たちになぞらえ、「小説が“降りてくる”のを待つのではなく、つかみ取りにいくような書き手でありたい。次世代の作家の肥やしになっていければ、こんなにうれしいことはない」と話した。

 贈呈式では、上田岳弘さん(39)と町屋良平さん(35)に芥川賞が贈られた。

第160回直木賞受賞 宝島
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