つるっとした喉ごしの細い麺に、丁寧に取った鶏肉のスープと煮干しを利かせただしをブレンドした深い味わいが体に染みる。さらに沖縄の3種類の塩と“秘伝のかえし”を合わせただしは、黄金色に透き通る。琉球うどん&甘味「Hana casa」では、体に優しいうどんをオシャレに楽しむという新たな概念を生み出した。店長の前原秀志さん(41)は「一口一口ゆっくり味わってもらいたい」と思いを込める。

かき揚げうどんセット(手前)とフレンチトーストあんことバター(後方)

花笠をモチーフにしたカフェ風の店内で笑顔を見せる店長の前原秀志さん=20日、浦添市港川

琉球うどん&甘味「Hana casa」

かき揚げうどんセット(手前)とフレンチトーストあんことバター(後方) 花笠をモチーフにしたカフェ風の店内で笑顔を見せる店長の前原秀志さん=20日、浦添市港川 琉球うどん&甘味「Hana casa」

 無添加にこだわって厳選した食材を使い、一つ一つ丁寧に作り上げたうどんが自慢のお店は、昨年12月にオープンしたばかり。「おしゃれにうどんを楽しんで」との思いから、うどん屋さんのイメージを覆すような白を基調としたカフェ風の店内は、女性客から人気を集める。

 1番人気は、かき揚げうどんセット(1200円、単品850円)。うどんには手のひら大のかき揚げがのり、揚げたてのサクッとした食感が癖になる。ゴボウ、ニンジン、アーサ、干しエビを使い、かむほどに素材本来の味がじわっと口の中で広がる。セットには、かしわ飯とドリンクが付く。

 肉うどん(950円)は本みりんとしょうゆ、タマネギであっさり甘辛に仕上げた肉煮込みがのる。暑い日には、冷たいぶっかけうどんもお薦めだ。デザートは「和」にこだわり、フレンチトーストあんことバター(750円)など7種類を用意する。

 前原さんは「もっと沖縄の食材を取り入れながら、本土と沖縄の両方を感じられる、オリジナルのうどんを作っていきたい」と夢を描いた。(浦添西原担当・伊禮由紀子)=毎週金曜日掲載

 【お店データ】浦添市港川2の10の8(58号室)。営業時間は午前9時~午後6時。火曜定休。電話098(988)0512。