【ワシントン共同】トランプ米政権がベトナム・ハノイで今月末予定する米朝首脳再会談を前に、「期待値」の引き下げに躍起となっている。華々しい外交成果を早く打ち出したいトランプ大統領は「会談ありき」で日程を設定したとみられており、実務レベルの交渉が追いつかず難航している可能性がある。

 22日、米ホワイトハウスの執務室で話すトランプ大統領=ワシントン(AP=共同)

 政治専門サイト、ポリティコによると、ポンペオ国務長官は非核化を巡って中身のある成果は見込めないと漏らし、北朝鮮は時間稼ぎをしているだけとの見方を示したという。政権内では「国際舞台で勝利宣言したがるトランプ氏が非核化の空約束と引き換えに大きな譲歩をしかねない」と懸念が広がっている。(共同通信)