琉球銀行(川上康頭取)と沖縄タイムス社(武富和彦社長)のベンチャー企業育成事業「オキナワ・スタートアップ・プログラム」で支援先として採択されたスタートアップ企業9社などの事業発表会が23日、恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)であった=写真。各企業の代表らは出資金獲得や事業提携を目指し、独自のアイデアや先端技術を生かしたビジネスプランを投資家らにアピールした。

オキナワ・スタートアップ・プログラムの支援先として採択された企業の事業説明を聞く来場者ら=日、恩納村の沖縄科学技術大学院大学

 9社は、ITを活用し社会課題の解決などに挑戦。昨年12月、同プログラムに採択され、事業計画の策定や資金調達などの支援を受けている。ヴヰンテージの赤嶺和史代表は、人手が限られる小規模店舗の「ドライブスルー」を支援するシステムを披露。「世界制覇を支援いただける投資家を募集中」と訴えた。

 台湾のスタートアップ4社や、昨年9月に設立された台湾の支援機関・台湾テックアリーナ(TTA)も参加。TTAの何明豊博士は国際間連携の重要性を説き、「皆さんともパートナーとしてやっていきたい」と呼び掛けた。

 琉球銀行の川上頭取は「サポート企業にとっても新たな発想やビジネス感覚を磨くことができる」と意義を強調。沖縄タイムス社の具志堅毅総合メディア企画局長は総評で「今後、世界に通用するビジネスモデルとして発信されることを期待する」と語った。