23日に開かれた第53回沖縄タイムス芸術選賞の贈呈式・祝賀会は、約550人が出席し喜びを分かち合った。

関係者から花束を贈られ喜びを分かち合う受賞者(右側)=23日、沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ(古謝克公撮影)

 美術で功労賞を受賞した県立芸術大学教授の上條文穂さん(65)は「彫刻をアピールするために始めた野外展など、学外での活動も評価していただきうれしい」と感想。同大で彫刻を教えた大田文代さん(51)が、琉球古典舞踊で奨励賞を受賞したことに「彫刻専攻は多彩な人材を輩出している」と目を細めた。大田さんは「彫刻も舞踊も、軸が大事だということは同じ」と話し、今後の精進を誓った。

 奨励賞の山城知佳子さん(43)は「特異な作品のため県内の公募展に出せずにきたので、地元からの賞をいただけうれしい」と感想。大賞を受賞した高校の先輩、照屋勇賢さん(45)と記念撮影し「海外で活躍している勇賢さんにいつも刺激をいただいている」と話した。

 琉球古典舞踊で大賞の饒波園代さん(43)は「家族をはじめ多くの人に支えられての賞。琉舞の未来を担う子どもたちを育てていきたい」と抱負。

 受賞者の最年長は三線で功労賞の譜久原朝次郎さん(82)。「まだまだ現役で、若いつもり。今後も弟子を指導しながら公演活動に参加したい」と意気込んだ。

 玉城デニー知事も駆け付け「ウチナーの肝心をつなぐ皆さまの活動に励まされている」と祝福した。