【南城】ウオーキングやサイクリングで南城市の自然や文化に触れ、環境保全について考える「2019おきなわECOスピリットライド&ウオークin南城市」(主催・沖縄タイムス社、共催・南城市)が24日、ユインチホテル南城を発着点に開催された。ノルディックとプレミアを含む9コースに1262人が参加した。仲間と一緒に名所・旧跡を訪れたり、家族連れが仲良くイチゴを頬張ったりするなど、参加者は思い思いのペースで市内を巡った。

笑顔でスタートする「ウオーク14キロ」の参加者=24日午前、南城市佐敷新里・ユインチホテル南城(国吉聡志撮影)

 琉球王国最高の聖地である斎場御嶽(せーふぁうたき)では、参加者らが地元ガイドの説明に熱心に耳を傾けた。高校時代の友人とライド30キロに参加した知念重聡さん(42)=沖縄市=は「ガイドから詳しい解説を聞けて良かった。仲間と一緒に走るのは楽しい」と話した。

 ライド50キロに参加した上間順一さん(66)=うるま市=は仲村渠樋川近くの休憩所で腰を下ろして「南城は緑が多くて気持ちがいい」と一休み。孫の一寧(もとね)さん=西原東中2年=は、目の前に広がる大海原を眺め「ここは景色がいい」と喜んでいた。

 うるま市の中禮(ちゅうれい)航人さん(34)一家5人は、初めての企画ウオークプレミア「イチゴ食べ放題コース」に参加。大のイチゴ好きだという長女の一花(いちか)ちゃん(3)はニコニコ顔で、イチゴをいくつも食べていた。

 南城市に住む山内昌富さん(67)、弘子さん(68)夫妻はウオーク7キロに初めて参加した。普段は昌富さんが仕事で帰りが遅いことも多く、2人で会話する機会は少ないという。美しい景色を見ながら並んで歩き、「次は夜景や朝日を見に来るのもいいね」と夫婦水入らずで会話が弾み、「楽しかった」とほほ笑んだ。