1月に死去した月刊誌「噂の真相」元編集長の岡留安則さん=享年(71)=を偲(しの)ぶ会(主催・同会世話人会、呼び掛け人代表・喜納昌吉さん)が26日、那覇市内で開かれ、政治や報道、出版などの各界から集った約50人が思い出を語り合った。トレードマークの茶色いサングラスとかりゆしウエア姿の遺影に参加者が黙とう。詩人の川満信一さん(86)が、沖縄に移住してきたばかりの岡留さんに覚悟をただし、酒をくみ交わしたエピソードを明かして献杯した。

川満信一さんの音頭で献杯する岡留安則さんを偲ぶ会の参加者=26日、那覇市・県青年会館

 元琉球新報論説委員長の野里洋さん(76)は「激しい言論活動で一世を風靡(ふうび)したが、根はシャイでとても優しい人だった。人の話を静かに聞き、いろいろな所に顔を出し、後になって正確に文字にしていた」と紹介。

 沖縄タイムスの長元朝浩客員論説委員(68)は「県民投票や米朝首脳会談について、岡留さんならどんな発言をしていたのかと考える。民衆の視点で権力を絶えず相対化し、おじけることなく権力を批判していた」と振り返った。