【フィリピン・セブで川野百合子】フィリピンを訪れている沖縄タイムス社海外市場視察団は27日、フィリピン最古の都市セブ市内で歴史や文化を学びながらマーケットを見学し、新たなビジネスの可能性を探った。フィリピン最古の教会サント・ニーニョ教会や最古の要塞(ようさい)サン・ペドロ要塞、市民の台所としてにぎわうカルボン・マーケットなどを巡った。

セブで起こった歴史的な出来事を彫刻で学べる「ヘリテージ・オブ・セブ・モニュメント」の前で笑顔を見せる視察団

フィリピン最古の教会サント・ニーニョ教会の前を見学し、写真撮影などをする視察団=27日、フィリピン・セブ市

セブで起こった歴史的な出来事を彫刻で学べる「ヘリテージ・オブ・セブ・モニュメント」の前で笑顔を見せる視察団

フィリピン最古の教会サント・ニーニョ教会の前を見学し、写真撮影などをする視察団=27日、フィリピン・セブ市

 アジア唯一のキリスト教国家で、国民の約8割がキリスト教徒。1565年に建てられたサント・ニーニョ教会は、フィリピンカトリックにとっては聖地と扱われ、フィリピン独自の守護聖人もいるという。サン・ペドロ要塞も、65年に建設。大航海時代の航海者として有名なフェルディナンド・マゼランが来島した時の史実などを学んだ。

 生鮮から洋服、日用雑貨まで扱う市場、カルボン・マーケットも見学。貿易で栄えた古都の活気を感じた。

 セブにはマニラと違い公共交通機関がなく、深刻な交通渋滞も問題になっているという。参加者らは、車やガソリンの値段、バイクの多さなどをガイドに質問していた。視察団は3組に分かれ、セブ島の南に位置する、ボホール島を見学する組などもあった。