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選挙マニアのライターが描いた、もう一つの沖縄知事選 「泡沫候補」伝える真の狙い

2019年3月1日 05:00

 「沖縄〈泡沫(ほうまつ)候補〉バトルロワイヤル」(ボーダーインク)を出版した選挙ライターの宮原ジェフリーさん(35)=東京都。2018年の県知事選で、新聞やテレビは大きく取り上げない「泡沫」2候補を大まじめに取材し、沖縄の選挙史を振り返りながらその横顔に迫った。

「沖縄〈泡沫候補〉バトルロイヤル」を出版した宮原ジェフリーさん=16日、沖縄タイムス社

 中学生の時から選挙のたびに情勢を分析し、新聞に掲載されている立候補者一覧で当落を予想していた「選挙マニア」。日頃はウェブメディア「選挙ドットコム」で情勢分析や選挙制度について書いている。大学時代を含めて数年過ごした沖縄は今も注目していて、クラウドファンディングで資金を募り、持ち出し分を加えて取材を実現させた。

 著書では「泡沫候補のオモシロ話」を中心につづったが、真の狙いは別にある。日本の行方を左右するかもしれない前知事選の投票率は63.24%。114万人の有権者のうち42万人は投票に行かなかったことになる。関心を持てと言っても簡単には広がらない時代に、「泡沫候補」の悲喜こもごもが、そのきっかけになればと考えている。

 また「候補者が何を主張しているのかは聞けば分かるが、何を主張していないのかは別の候補の訴えを聞かなければ分からない」と宮原さん。訴えたいことがあるから立候補している。全ての候補者の主張に耳を傾けるのは民主主義の基本だと提起している。

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