今回は私たち県歯科医師会が、県のサポートを受けて独自に取り組んでいる「Do(どぅー)チェックプログラム」を紹介します。これは県民の歯と全身の健康を支援するために作られた自己調査型健康支援プログラムで、Doは沖縄の方言のどぅー(自分)と英語のDo(行う、やる)をかけています。

歯医者さん(いらすとや)

 一言で言うと、お口の中を直接見る事なく行う健診で、歯科医師だけではなく歯科衛生士でも行える健診になります。従来の歯科健診は健診スペースの確保や、お口の中を見る光源が必要です。また、日頃からお口に関心があり、治療が済んでいる方が歯科健診を受けられる事も多いため、一次予防にはなっていない場合が多いなどの問題点がありました。

 それを改善し、だれでも健診しやすい環境をつくるため、まず直接お口を見る(視診)ことをなくしました。特別なアンケートを実施し、必要最小限の簡易検査(唾液テストや細菌検査など)を用意。それらを組み合わせたプログラムとなっています。

 検査を受ける方はパソコンに出てくるアンケート(27問、所要時間約8分)に答えながら、唾液の簡易検査を行い、そのデータをアンケート項目の最後に入力すると、今のご自分のお口の状況がすぐに画面上で分かるようにしました。その結果を元に、健診したその日に担当した歯科医師や歯科衛生士と健康相談ができます。

 このプログラムを通し、県民の皆さまのお口の関心がより一層高まるのを期待しています。現在、県や各市町村、歯科医師会などが主催するイベントに歯科医師や歯科衛生士が、健診定番のお口を見る鏡やライトを一切持たずパソコン片手にお邪魔し、このプログラムを実施しています。

 興味のある方や「うちの地域でもやってみたい」という行政の方、「職場でも取り組みたい」と興味を持って頂いた企業の方、ぜひ県歯科医師会にお問い合わせ下さい。(崎原幹雄
 沖縄市・みきお歯科医院)