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デニー知事が提案した「サコワ」とは? 安倍首相と面談、辺野古断念求める

2019年3月2日 05:56

 【東京】沖縄県の玉城デニー知事は1日、首相官邸で安倍晋三首相と面談し、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票で、投票総数の71%が「反対」を占めた結果を通知した。新基地建設の断念と日米両政府に沖縄を加えた3者で新たな基地の負担軽減策について協議する場の設置も求めた。安倍首相は米軍普天間飛行場周辺の危険性の除去を「もはや先送りすることはできない」とし工事を続行する考えを伝えた。

(左から)安倍首相と玉城知事

 玉城知事は、2度の知事選だけでなく、県民投票で辺野古新基地に対する反対がより明確になったとし「民主主義国家であるわが国において直接示された民意は何より重く、尊重されなければいけない」と強調した。また、大浦湾側の軟弱地盤の改良工事など工期が長期化することを挙げ「辺野古が唯一との日米合意に固執することは、普天間飛行場の危険性を固定化することにほかならない。県民は1日も早い普天間飛行場問題の解決を求める思いで反対の意志を示した」と追及した。

 「日米特別行動委員会(SACO、サコ)」の進捗しんちょく状況を確認し、基地返還状況の検証をするために日米両政府に沖縄を加えた新しい協議の場「SACWO(サコワ)」の設置を提言した。

 安倍首相は「真摯しんしに受け止める」としつつ、普天間飛行場について「この危険な状況を置き去りにするわけにはいかない」と日米合意に基づく新基地建設を変更しないことに理解を求めた。3者協議については言及せず「今後とも知事との話し合いはしっかりと続けていきたい」と返答。普天間飛行場負担軽減推進会議の開催については、事務方に調整を指示したという。

 玉城知事は在日米大使館を訪問し、ヤング駐日米首席公使にも県民投票の結果を伝達した。知事によると結果や3者協議について「大使にしっかり伝える」と返答があったという。

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